映画に感謝を捧ぐ! 「愛と復讐のマンドリル」

 映画感謝人GHMです。

 今回はエルネスト・ディアス・エスピノーサ監督の「愛と復讐のマンドリル」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 殺し屋「マンドリル」の愛と闘いの日々を描いた本作は

 外見以上のスケール感を持った殺し屋映画であります。

 バイオレンス・ロマンス・人情が奇妙なバランスで共存するストーリー

 アジア系アクション映画・西部劇・スパイ映画を

 ことごとく網羅したアクション・シーン

 陰陽合わせ持つ映像・音楽・キャラクター造形が一体となる光景は

 私に「世界各国の文化が娯楽的に混ざり合った」世界へと

 誘ってくれました。

 (悲劇的でありながらも明るい雰囲気に包まれた終幕と

 どんでん返し系サスペンスとは異なる「驚愕」を感じさせるエンドロールも見逃せません。)

 まさに「面白まじめ系アクション・ラブストーリー」と呼びたくなる作品であると言えるでしょう。

 暴力要素・喜劇要素・マニア要素を融合させつつ

 「復讐の虚しさ」を写し出す本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。