映画に感謝を捧ぐ! 「電撃フリント/GO!GO作戦」
映画感謝人GHMです。
今回はダニエル・マン監督の「電撃フリント/GO!GO作戦」に
感謝を捧げようと思います。
世界を揺るがす陰謀に立ち向かう凄腕スパイ
「デレク・フリント」の活躍を描いた本作は
スパイ活劇史上屈指の「のどかさ」を誇る作品であります。
華麗なるおふざけと主人公の万能ぶりが暴走するストーリー
過剰なまでの大仰さによって「笑い所」と化していくアクション&お色気
スケール感と道化的ムードを兼ね備えた悪の組織
活劇&喜劇感あふれる音楽が一体となる光景は
私に「映画的サービス精神」が軽やかに暴走する世界を
目の当たりにする機会をもたらしました。
(主演男優J・コバーンの超然とした佇まい
手作り感あふれる特撮シーン
強引ながらも理にかなった「社会派要素」が
作品の持つ「皮肉な味わい」を高めている点も見逃せません。)
まさに「パワフルにしてユーモラスなスパイ喜劇」と呼びたくなる作品であると言えるでしょう。
スパイ活劇史に残る強豪作「007シリーズ」を
喜劇的に加工することによって
後年のアクション映画に様々なヒントを与えた本作と
生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。