映画に感謝を捧ぐ! 「テキサス・レンジャー(2009年版)」

映画感謝人GHM(西村哲也)です。

 今回はアラン・チャン監督の「テキサス・レンジャー(2009年版)」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 悪徳銀行家の陰謀に立ち向かう

 少女とレンジャーの運命を描いた本作は

 西部劇史上屈指の珍品であります。

 1960~80年代流イタリア西部劇・格闘技映画・ホラー映画の特性

 パロディ的小ネタ・仇討ち西部劇の王道が

 奇妙なバランスで共存する光景は

 私に王道の爽快感・奇抜な発想・懐メロ気分を同時に味わう機会をもたらしました。

 (アジア系格闘技映画のようなエンドロールが

 作品の珍味性とユーモアを高めている点も見逃せません。)

 まさに「びっくり箱系西部劇」と呼びたくなる作品であると言えるでしょう。

 作品全体を覆う「やりたい放題感」が

 正統派西部劇とは異なる味わいをもたらした本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。