映画に感謝を捧ぐ! 「タイムリミット(2014年版)」
映画感謝人GHM(西村哲也)です。
今回はミカエル・サロモン監督の「タイムリミット(2014年版)」に
感謝を捧げようと思います。
冷凍倉庫に閉じこめられた男「ロバート・ソンダース」の
運命を描いた本作は
無意識の喜劇精神に驚かされる
「閉じこめられサスペンス」であります。
2004の映画「SAW」を思わせるような状況下で
「ロッキー」・「悪魔のいけにえ」・「ダイ・ハード」等のパロディを展開するという
大胆極まる挑戦は
私に「サスペンス風味溢れるパロディ」を満喫する機会をもたらしました。
(「恋愛映画+ドタバタ喜劇」といった佇まいの幕切れが
作品の持つ「シリアスな天然ボケ」をより鮮明な物にしている点も見逃せません。)
まさに「笑劇の犯罪サスペンス」と呼びたくなる珍作であるといえるでしょう。
コメディ要素を感じさせない「笑い所」の数々が
喜劇映画とは異なる「ブラック・ユーモア性」を放つ本作と
生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。