映画に感謝を捧ぐ! 「パシフィック・リム」
映画感謝人GHMです。
今回はギレルモ・デル・トロ監督の「パシフィック・リム」に
感謝を捧げようと思います。
巨大人型ロボット「イェーガー」と共に
深海より現れた「怪獣」に立ち向かう戦士たちの運命を描いた本作は
徹底的に鑑賞者を選ぶ精神と
「巨大ロボット&怪獣」に対する愛によって生を受けた
爽快にして感動的なSF映画であります。
日本製ロボット・アニメの精神と
アメリカ製SF大作の魅力が共存するキャラクター&メカ造形
国際色豊かなキャスト陣
東西文化が絶妙のバランスで配合されたストーリーが
一体となる光景は
私に「国際化社会&マニア御用達映画」の醍醐味と
子供のイマジネーションと大人の技術が最高級の相性で
結ばれることの素晴らしさを体感する機会をもたらしました。
(本編終了後に訪れる「怪優R・パールマンの持ち味を生かした名場面」が
作品の「コミック的魅力」を高めている点も見逃せません。)
まさに「複数文化の平和的共存」の一形態を世に示した
大いなるコミック・ムービーであると言えるでしょう。
一人の英雄&ロボットの「武勇伝」ではなく
チーム一丸となって巨大な敵に挑む「戦い」として描く優しさ
登場人物のロマンス&葛藤を描くときも「アクション」を欠かさないサービス精神
「ビジネス的欲求」に惑わされることなく趣味人精神を貫く勇気が
勧善懲悪の枠を超えた感動を呼び起こす本作と
生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。