映画に感謝を捧ぐ! 「ガーフィールド・ザ・ムービー」

 映画感謝人GHM(西村哲也)です。

 今回はピーター・ヒューイット監督の「ガーフィールド・ザ・ムービー」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 ジム・デイビスの漫画「ガーフィールド」をもとにして

 2004年に作られた本作は

 伝統芸とテクノロジーが一体となった動物映画であります。

 アメリカ流娯楽映画の王道

 映像テクノロジーを駆使した「アニメ的実写映像」・各種娯楽音楽

 人種問題&エンターテイナーの内幕に対するメッセージが一体となる光景は

 私に「伝統文化を継承しつつ、時代にあった加工を施す」妙技と

 「反優等生的キャラクターと優等生的ストーリーが手を組む」事の楽しさを

 目の当たりにする機会をもたらしました。

 (「感動」で幕を閉じると見せかけて「笑い」へと転じる幕切れが

 感動誘発臭を緩和している点も見逃せません。)

 まさに「ジャンル融合型コミック・ムービー」の雄と呼びたくなる

 爽快作であると言えるでしょう。

 マスコット的かわいさを抑制した人間味のある動物たちと

 活劇的魅力にあふれた会話&動作が心地良い本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。