映画に感謝を捧ぐ! 「おじさんに気をつけろ!」

映画感謝人GHM(西村哲也)です。

 今回はジョン・ヒューズ監督の「おじさんに気をつけろ!」に

 感謝を捧げようと思います。

 

姉弟と叔父さんの奇妙な留守番生活を描いた本作は

 映画的な笑いを追求した家族喜劇であります。

 音&映像を重視した笑い所・明るくわかりやすいキャラクター

 王道的軽快さの中に「風刺性」を秘めたストーリーが一体となる光景は

 私に、シリアスな作品の「秘めたる喜劇要素」を拡大して表現する妙技と

 人情と不人情の均整を保つバランス感覚を目の当たりにする機会をもたらしました。

 (感動から笑いへと急展開する幕切れが

 感動作特有の「臭み」を緩和している点も見逃せません。)

 まさに「青春映画&ドタバタ喜劇風ホームドラマ」と呼びたくなる

 一品であると言えるでしょう。

 青春映画の雄J・ヒューズ監督ならではの発想&ユーモア精神で

 「大人とも子供でも解釈可能な人々」の姿を映し出した本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。