映画に感謝を捧ぐ! 「ダイナソー・In・L.A」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はジョセフ・J・ローソン監督の「ダイナソー・In・L..A.」に
感謝を捧げようと思います。
バイオテクノロジーによって復活した恐竜の
暴走にさらされたLAの運命を描いた本作は
アサイラム特有の「便乗商品&軽量作品風味」が暴走する
モンスターSF映画であります。
SF映画・災害映画・怪獣映画の王道が一堂に会した映像&ストーリーが
和やかに進行していく光景は
私に「既視感溢れるアクション・安物感あふれるCG
躍動感を抑制したストーリー展開」がもたらす
リラックス感・親近感・ユーモアを堪能する機会をもたらしました。
(状況によって身体能力が変化していく恐竜の勇姿や
スケール感を大幅に抑制した決着の付け方が
大作映画とは異なるコミカルな余韻を与えている点も見逃せません。)
まさに「癒し系モンスターSF映画」界屈指の珍品であると言えるでしょう。
娯楽映画史における「S・スピルバーグ関連作」
「キング・コング」・「タワーリング・インフェルノ&ダイ・ハード」の
影響力を象徴する本作と
生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。