映画に感謝を捧ぐ! 「バトル・ハザード」

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。

 今回はクリストファー・ハットン監督の「バトル・ハザード」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 ウィルス感染によって隔離された街から少女を救うよう依頼された

 傭兵の運命を描いた本作は

 驚異の「詰め合わせぶり」を誇るSF映画であります。

 「バイオハザード」風味にロボットを参入させ

 戦争映画要素を融合させるという貪欲なる試みは

 私に「大衆食堂映画」の味わいと

 「便乗商品映画」の持つ可能性の大きさを堪能する機会をもたらしました。

 (主演男優D・ラングレンの強面&武術と男気とユーモアに満ちた幕切れが

 西部劇&格闘技映画の味わいを与えている点も見逃せません。)

 まさに「闇鍋系SF映画」界屈指の珍味であると言えるでしょう。

 東西文化と軽量映画精神の共存によって

 2010年代流ゾンビSFの世界と国際化時代を体現する作品となった本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。