映画に感謝を捧ぐ! 「ボインフィールド PAFUPAFU」

映画弁護人GHM(西村哲也)です。

 今回はサルバドール・ロス監督の「ボインフィールド PAFUPAFU」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 怪獣に遭遇した男女4人の一夜を描いた本作は

 「疑似実録映画」史上最大級の珍作であります。

 ポルノ・ショーと怪獣映画の間を彷徨う演出&ストーリーと

 脱力感溢れる登場人物&怪獣の勇姿が一体となる光景は

 私に、豪快且つ緩やかに暴れ回る「男性的欲求」と

 便乗映画精神の醍醐味を目の当たりにする機会をもたらしました。

 まさに鑑賞者の精神を揺るがす

 「怪獣入りエロ喜劇」であると言えるでしょう。

 2008年の映画「クローバー・フィールド」を

 R・メイヤー風に改造することによって生を受けた本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。