映画に感謝を捧ぐ! 「シー・サバイバー」

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。

 今回はヴァシーリー・セリコフ監督の「シー・サバイバー」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 2010年5月のソマリア沖で発生した事件を

 もとにして作られた本作は

 国際化社会を体現した実話系テロ対策映画であります。

 一本のロシア映画において

 アメリカ流アクション映画・アジア流肉弾戦&忍者映画

 2010年代の国際情勢が平和的共存を果たす光景は

 私に「実録ムードと娯楽ムードがバランス良く配合された」

 ストーリー&アクションの醍醐味と

 国際協調の一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。

 (アメリカ映画流ハッピー・エンドでありながらも

 国際社会の複雑な内幕を感じさせる幕切れとなっている点も

 見逃せません。)

 まさに「多国籍テロ対策映画」の称号にふさわしい作品であると言えるでしょう。

 娯楽アクション映画特有の「ご都合主義&視覚的インパクト」を抑制し

 チームワークを重視した作風によって

 実話系映画としての説得力を高めている本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。