映画に感謝を捧ぐ! 「エクスペンダブル・レディス」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はクリストファー・レイ監督の「エクスペンダブル・レディス」に
感謝を捧げようと思います。
大統領の娘を救出するために集められた
女性囚人4人の運命を描いた本作は
異文化&世代間交流の香り漂うアクション映画であります。
アクション映画の王道的ヒーロー&悪漢を女性に変換し
漫画的イラストと実写を組み合わせ
CG満載のアクション・シーンを多用して描くという試みは
私に「日本流萌え作品とアメリカ流TVゲームが融合した世界」を見つめる感覚と
80年代流アクション映画と2010年代流映像テクノロジーの交流がもたらす
和やかなスリルに触れる機会をもたらしました。
(90年代のアクション映画「エアフォース・ワン」&「バッド・ボーイズ」を模倣しつつ
両作品とは異なるユーモアを感じさせる決着&幕切れとなっている点も見逃せません。)
まさに「戦争ごっこ系女性映画」と呼びたくなる作品であると言えるでしょう。
「チャーリーズ・エンジェル」と「エクスペンダブルズ」を合体させ
電子書籍的表現法を加える事によって生を受けた本作と
生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。