映画に感謝を捧ぐ! 「ラスト・ショット」

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。  今回はジェフ・ナサンソン監督の「ラスト・ショット」に  感謝を捧げようと思います。
ラスト・ショット [DVD]
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
2005-07-06

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 1980年代に行われたFBIの極秘作戦を  もとにして作られた本作は  ユーモアと映画愛に溢れた実話系映画であります。  マフィア逮捕のため、映画界に「潜入」したFBI捜査官が  脚本家との交流を通じて  映画作りの魅力に取り憑かれていく姿を通じて  映画作り&犯罪捜査の舞台裏をのぞき見るという状況は  私に「映画」の持つ麻薬的魅力と  「ものつくり」のドラマ性をユーモラスに表現する妙技を  目の当たりにする機会をもたらしました。  (映画業界人の持つ「不屈の精神」を体現した幕切れが  青春映画的な輝きを放っている点も見逃せません。)  まさに「実話系サスペンス・コメディ」界の  静かなる異色作であると言えるでしょう。  映画界の危険な内幕に触れながらも  ユーモア精神&ポジティブ精神を失わない姿に  心打たれる本作と  生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。