映画に感謝を捧ぐ! 「アイス・アルマゲドン」

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。  今回はジョナサン・ウィンフレー監督の「アイス・アルマゲドン」に  感謝を捧げようと思います。    隕石落下がもたらす異常気象にさらされた  人々の運命を描いた本作は  隕石落下系SF史上屈指の微笑ましさ&発想力を誇る作品であります。  危機的状況にありながら、のどかさを感じさせるキャラクター  TVゲーム的な災害描写  「アルマゲドン」と「デイ・アフター・トゥモロー」を  豪快に合体させたストーリーが一体となる光景は  私に「寒波に覆われた世界」から和やかな雰囲気を感じるという現象と  「シリアスなパロディ」の醍醐味を目の当たりにする機会をもたらしました。  (怪獣映画&ロールプレイング・ゲーム風味溢れる決着の付け方が  アメリカ精神の一端を示している点も見逃せません。)  本作こそ「隕石&氷河期」の2大スター競演作と  呼ぶべき一作であると言えるでしょう。  災害系大作映画の歴史と軽量映画の精神が  力を合わせる光景が  映画の質を超越した感動を与えてくれる本作と  生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。