映画に感謝を捧ぐ! 「乱気流 タービュランス・アタック」

映画弁護人GHM(西村哲也)です。  今回はフレッド・オーレン・レイ監督の「乱気流 タービュランス・アタック」に  感謝を捧げようと思います。
乱気流 タービュランス・アタック [DVD]
アットエンタテインメント
2010-08-04

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自動操縦システムの暴走がもたらす  旅客機墜落の危機を描いた本作は  マニア感覚とビジネス感覚が共存する  航空パニック映画であります。  1970~90年代の映画を詰め合わせた  ストーリー&演出と  安物感満載の特殊効果が一体となる光景は  私に「和やかな気分でスリルを味わう」心地よさと  娯楽映画的学習精神の一形態を  目の当たりにする機会をもたらしました。  (「歴史は繰り返す」という言葉を  象徴するかのような幕切れとなっている点も  見逃せません。)  まさに「モンスター映画風災害SF映画」史上屈指の  緩やかさ&懐かしさを誇る珍作であると言えるでしょう。  残酷な状況を曖昧化する配慮  スケール感を抑え、物語を単純化する事によって  予算・人員の浪費を避ける合理性  娯楽映画にありがちな要素を並べるサービス精神によって  大作映画にはない親近感と  暇つぶし規模の楽しさを感じさせてくれた本作と  生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。