映画に感謝を捧ぐ! 「ダーティファイター 燃えよ鉄拳」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はバディ・ヴァン・ホーン監督の「ダーティファイター 燃えよ鉄拳」に
感謝を捧げようと思います。
1978年の映画「ダーティファイター」の
後日談に当たる本作は
前作の持ち味と活劇要素がせめぎ合う作品であります。
前作よりも人情劇&コメディ色の強まった主人公たちと
アクション映画の世界からやってきた悪漢が
暴力とユーモアを混ぜ合わせながら闘う光景は
私に「シリアスVsユーモアの決闘」と
少年漫画的な変化を遂げる人間関係を
堪能する機会をもたらしました。
(人を喰ったようなコメディ的スケール感と
人情味に溢れた幕切れとなっている点も見逃せません。)
まさに「娯楽要素の闘技場」と呼びたくなる
一品であると言えるでしょう。
C・イーストウッド扮する主人公と
S・ロック扮するヒロインの複雑な関係と
ドタバタ喜劇・スポーツ映画・勧善懲悪劇が
複雑に絡み合うストーリー&演出が
特殊なユーモアとスリルを放つ本作と
生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。