映画に感謝を捧ぐ! 「メガ・パイソン」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はジェフ・レンフロー監督の「メガ・パイソン」に
感謝を捧げようと思います。
アフガニスタンを舞台に
アメリカ軍小隊・タリバン・巨大生物が繰り広げる
三つ巴の戦いを描いた本作は
アルバトロスの外国映画シリーズ「メガ・パイソン系」の
第1歩となった作品であります。
戦争映画と怪獣映画を組み合わせるという発想から生まれた
ストーリー・キャラクター・演出は
私に「娯楽映画的戦術」の醍醐味と
モンスター映画における
「ルールの確立&スケール感の適性範囲を保つこと」の大切さを
目の当たりにする機会をもたらしました。
(ハッピー・エンドと見せかけて「奇襲的悲劇」を繰り出す
変化球的な幕切れとなっている点も見逃せません。)
まさに「モンスター入り戦争映画」と呼びたくなる一作であると言えるでしょう。
「プレデター」・「トレマーズ」・戦争映画の特性と
2000年代~10年代の国際情勢を
組み合わせることによって生を受けた本作と
生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。