映画に感謝を捧ぐ! 「スポット」

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。  今回はジョン・ホワイトセル監督の「スポット」に  感謝を捧げようと思います。
スポット [DVD]
ワーナー・ホーム・ビデオ
2002-05-15

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 女友達から息子の子守を頼まれた郵便配達員と  FBIに所属する警察犬の運命を描いた本作は  家族向け映画の花形「動物&子供」を  豪快に活用したドタバタ喜劇であります。  ホームドラマ・巻き込まれサスペンス・刑事コンビ映画を組み合わせ  コメディ的に加工する事によって生を受けた  ストーリー&演出は  私にスピード感ある映像と変化球的キャラクター造形によって  「ご都合主義臭」を緩和する妙技と  人生における「家族」の重要性を  喜劇的に表現する手法の一端を  目の当たりにする機会をもたらしました。    (アクション映画的でありながらも  ユーモアを感じさせる「悪人退治」を  見せてくれる作品の一つであるという点も見逃せません。)  まさに「幕の内弁当系家族向け映画」の雄と呼びたくなる  作品であると言えるでしょう。  「ターナ&フーチ/すてきな相棒」・「ホーム・アローン」等の  流れを汲みつつ  仲間に囲まれながらも「孤独」に囚われた一人&一匹に訪れた  「癒しの時」を描くことに挑んだ本作と   生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。