映画に感謝を捧ぐ! 「ライフ With マイキー」

映画弁護人GHM(西村哲也)です。  今回はジェイムズ・ラパイン監督の「ライフ With マイキー」に  感謝を捧げようと思います。
ライフ with マイキー [DVD]
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
2004-09-15

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子役スターとして名を成した後  兄と共に芸能事務所の経営者となった男  「マイケル・チャップマン」と  彼を取り巻く人々の運命を描いた本作は  大甘でありながらも苦味を秘めた人情劇であります。  家族向け&クリスマス映画の法則に従いつつ  子役の宿命・中小芸能事務所の内幕  犯罪とエンターテインメントの近似性を  えぐり出すという試みは  私に「過激な状況をユーモラスに表現する」妙技と  大人社会が子供に与える影響の一端を  目の当たりにする機会をもたらしました。  (「クリスマス映画=ハッピー・エンドの法則」と  ドタバタ喜劇的ムードが融合した  にぎやかな幕切れとなっている点も見逃せません。)  まさに「陽性舞台裏映画」の一翼を担う一作であると言えるでしょう。  主演男優M・J・フォックスの人生と  ストーリー展開が段階的に繋がっていく現象と  舞台的描写の数々が  能天気さと哀愁の入り交じった味わいを放つ本作と  生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。