映画に感謝を捧ぐ! 「テンプルちゃんの小公女」

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。  今回はウォルター・ラング監督の「テンプルちゃんの小公女」に  感謝を捧げようと思います。
テンプルちゃんの小公女 [DVD] FRT-158
ファーストトレーディング
2006-12-14

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  フランシス・ホジソン・バーネットの小説「小公女」を  もとにして1939年に作られた本作は  娯楽的エネルギーの赴くままに突き進む  異色の子供映画であります。  青春映画・ホームドラマ・アイドル映画  戦争映画・ミュージカルが融合したストーリー&演出が  アクション映画的スピード感・見せ場&華やかさ至上主義で進行していく光景は  私に「スター映画」の法則・「映画倫理規定史」の一端  娯楽映画における「勢い&華やかさ」の重要性を  目の当たりにする機会をもたらしました。  (「論理性よりもハッピー・エンドを重視する」手法の  究極形態を感じさせる幕切れとなっている点も  見逃せません。)  まさに「ジャンル融合型児童文学映画」史上屈指の豪快作と  呼びたくなる作品であると言えるでしょう。  凄まじいほどの「ヒロイン重視主義」・見せ場つなぎの嵐  サスペンス映画とは一味違う形の「先の読めない感」に圧倒される本作と  生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。