映画に感謝を捧ぐ! 「ヘリコップ」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はクリストフ・シュレーベ&ピーター・アリエル監督の
「ヘリコップ」に感謝を捧げようと思います。
警察用戦闘ヘリと共に犯罪と戦う刑事達の活躍を描いた
人気シリーズの1作目となる本作は
1983年の映画「ブルーサンダー」の
流れを汲む軽量アクション映画であります。
刑事アクション映画を形成する要素を
総動員したストーリー・キャラクター・アクションと
空撮へのこだわりが軽やかに進行していく光景は
私に「見せるべきポイントを押さえた&スピード感のある」
物語の醍醐味と
「戦闘」の持つ癒し効果を目の当たりにする機会を
もたらしました。
(「市民の人命に気を遣い、犯罪者の安全&物損は気にしない」
豪快且つ繊細な決着と
友情劇からドタバタ・コメディへと変異する幕切れも見逃せません。)
まさに「空戦型刑事映画」屈指の堅実作であると言えるでしょう。
アメリカ映画的能天気さ・1990年代の東ヨーロッパ事情
男児趣味・テロ対策映画を逆手に取った発想が入り交じった本作と
生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。