映画に感謝を捧ぐ! 「メガ・シャークVSメカ・シャーク」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はエミール・エドヴィン・スミス監督の「メガ・シャークVsメカ・シャーク」に
感謝を捧げようと思います。
巨大サメ「メガ・シャーク」の恐怖を描いた
人気シリーズの3作目となる本作は
壮絶なる暴力とブラック・ユーモアを放つ
サメ映画であります。
前2作以上のバイオレンス・コメディアンぶりを発揮する
「メガ・シャーク」の勇姿と
SF+戦争映画の領域に達した人間チームの奮闘ぶりは
私に、「膨大なる死」を描きながら和やかさを感じさせる
アサイラム・スタイルの妙と
テクノロジーを過信することの恐怖を
目の当たりにする機会をもたらしました。
(前2作よりも苦味の利いた幕切れと見せかけて
コメディ要素を織り込む手法を取っている点も見逃せません。)
まさに「災害系」から「戦争系」へと転じた
シリーズ3作目であると言えるでしょう。
安定感溢れる芸風を示すCGサメと
シリーズ化によって成長していく人間たちの姿に本作と
生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。