映画に感謝を捧ぐ! 「バーティカル・ポイント」
お久しぶりです。
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はウォルフガング・ディクマン&シュテファン・クリシュ監督の
「バーティカル・ポイント」に感謝を捧げようと思います。
娘を誘拐された元山岳救助隊員と
仲間達の運命を描いた本作は
人情と節制に彩られたアクション映画であります。
1993年の映画「クリフハンガー」を
人命尊重・人情重視・環境保護的精神で加工した
ストーリー・アクション・キャラクターが醸し出す
「テロ対策映画ごっこ風味」は
私に、山登り&飛行機のリスク・事故の間接被害
組織犯罪における「チームワーク」維持の難しさを
軽量映画的に表現する技法の一形態を
目の当たりにする機会をもたらしました。
(アクションよりも人情に重きを置いた「決着の付け方」が
どんでん返し映画とは異なる驚きをもたらしている点も見逃せません。)
まさに「戦闘系山登り映画」史上屈指の心和む珍作であると言えるでしょう。
映画全体を覆う「節約精神・山&安全への配慮・庶民的ムード
アクション映画の王道に対する忠誠心」が
アクション大作とは異なる味わいと癒しを感じさせる本作と
生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。
追伸 トラブルによりブログの更新ができず
ご心配をおかけしました。
改めて、これからもよろしくお願いします。