映画に感謝を捧ぐ! 「ステート・フェア(1945年版)」

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。  今回はウォルター・ラング監督の「ステート・フェア(1945年版)」に  感謝を捧げようと思います。  
ステート・フェア [DVD] FRT-243
ファーストトレーディング
2006-12-14

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 フィリップ・D・ストングの同名小説をもとにして作られた本作は  正々堂々たる「娯楽的サービス精神」に心打たれる  ミュージカル映画であります。  愛郷的イベント、ロマンス、歌&踊り、アメリカ流サクセス精神  華麗なる舞台&衣装、スターが一堂に会し  彼らの「引き立て役」に徹したストーリーに支えられながら  軽やかに進行していく光景は  私に「鑑賞者の欲求」を的確につく娯楽映画と  映像テクノロジーに依存しない  手作り感溢れる「浮世離れ」の素晴らしさを  満喫する機会をもたらしました。  (ストーリー上の「突っ込み点」を感じさせず   心地よさだけを手に劇場を後にできるよう配慮された  「高揚感あるハッピー・エンド」となっている点も見逃せません。)  まさに「ポジティブ系イベント・ミュージカル」の雄と  呼びたくなる作品であると言えるでしょう。  祭りの楽しさ、ロマンスの甘味、ハッピー・エンドの魅力  ミュージカル映画の特性。スター主義の効能を  余すところなく詰め込んだ本作と  生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。