映画に感謝を捧ぐ!「メガ・シャークVsグレート・タイタン」

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。  今回はクリストファー・レイ監督の「メガ・シャークVsグレート・タイタン」に  感謝を捧げようと思います。  巨大サメ「メガシャーク」の恐怖を描いた  人気シリーズの4作目となる本作は  シリーズの新領域を感じさせる一作であります。  鑑賞者の「メガ・シャーク」慣れに対応するため  人間によるアクション・陰謀要素の補強  CGによる襲撃シーンの「喜劇的パワーアップ」  「コミック的ライバル」の導入を図るという試みは  私に、日本製アニメの世界に対する影響力  CGを駆使した笑いの一形態  便乗商品映画ならではの知略を  目の当たりにする機会をもたらしました。  (スタッフ陣の「メガ・シャーク路線」に対する  愛情に心打たれる幕切れとなっている点も見逃せません。)  まさに「コミック・コメディSF系サメ映画」の領域に達した  脅威の珍作であると言えるでしょう。  「メガ・シャーク路線」の原則を守りつつ  様々な娯楽要素に便乗することによって  ある種の「個性」が形成されていく姿が  感動と爆笑を呼び起こす本作と    生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。