映画に感謝を捧ぐ! 「レストストップ デッドアヘッド」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はジョン・シャイバン監督の「レストストップ デッドアヘッド」に
感謝を捧げようと思います。
休憩所で恋人とはぐれた女性「ニコール」の
運命を描いた本作は
壮絶なる継ぎ接ぎ感&見世物感に彩られた
軽量ホラーであります。
「激突!&ザ・カー」・「悪魔のいけにえ」・「シックス・センス」
「アイデンティティ(2003年版)」の特性を組み合わせた
ストーリー、演出、キャラクターが
暇つぶし規模のスケール感を保ちながら進行していく光景は
私に「笑い目的でないパロディ」の醍醐味と
物語の枠に囚われず
残酷映像&暴力描写を浴びせかけるホラー映画の味わいを
目の当たりにする機会をもたらしました。
(連続TVドラマ出身のJ・シャイバン監督ならではの
「全ての謎を解明しない」・「シリーズ化への想いを感じさせる」
幕切れ+後日談となっている点も見逃せません。)
まさに「巻き込まれ系ホラー」史上屈指の
サスペンス&ホラーマニア魂ぶりを感じさせる
怪作であると言えるでしょう。
米ドラマ「Xファイル&スーパーナチュラル」で名を成した
J・シャイバン監督の持ち味と
娯楽系サスペンス&ホラーの歴史が融合する事によって生を受けた本作と
生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。