映画に感謝を捧ぐ! 「宇宙の怪人」

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。  今回はロバート・デイ監督の「宇宙の怪人」に  感謝を捧げようと思います。
宇宙の怪人 [DVD]
ランコーポレーション
2017-11-24

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 宇宙の怪人 [DVD] の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル
 宇宙飛行士「ダン・プレスコット」と  彼を取り巻く人々の運命を描いた本作は  軽量にして豪快なSF映画であります。  危険を顧みず「ロマン」を追い求める男の  情熱&狂気を写し出す物語から    モンスター映画へと転じ  難病映画へと向かうストーリー&演出は  私に「科学実験のリスク」  「先読み困難な物語&映画的効率主義の醍醐味」  「堅実さと奇抜さの共存」の一形態を  目の当たりにする機会をもたらしました。  (ハッピー・エンドの気配を匂わせながら  「教訓劇+悲劇」へと着地する幕切れとなっている点も  見逃せません。)  まさに「ジャンル放浪型SF映画」の歴史に輝く  実験作であると言えるでしょう。  人間模様、怪奇恐怖、宇宙に対する複雑な想いが  軽やかに交錯する本作と  生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。