映画に感謝を捧ぐ! 「美女宇宙人の侵略」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はブルーノ・ヴェソタ監督の「美女宇宙人の侵略」に
感謝を捧げようと思います。
極秘任務中に女性型エイリアンと遭遇した
兵士2人の運命を描いた本作は
「地球侵略SF」史上屈指の和やかさに包まれた珍作であります。
SFとドタバタ喜劇の技法を豪快に組み合わせた
ストーリー&演出、キャラクター造形、効果音が
軽妙且つ緩やかに進行していく光景は
私に、先読み困難にして笑撃的な「エイリアンとの対決」と
安物感溢れる特殊効果&着ぐるみの活用法の一端を
目の当たりにする機会をもたらしました。
(地球侵略SF史上屈指の「平和的&喜劇的な決着」と
なっている点も見逃せません。)
まさに「軽量級SF型ドタバタ喜劇」の一翼を担う
一作であると言えるでしょう。
地球侵略SFの王道に即しつつ
能天気さ&悪ノリ精神の赴くままに突き進む映像&物語が
独特の「癒し」を与えてくれる本作と
生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。