映画に感謝を捧ぐ! 「戦いの矢」

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。    今回はジョージ・シャーマン監督の「戦いの矢」に  感謝を捧げようと思います。
戦いの矢 [DVD]
ブロードウェイ
2014-02-05

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 先住民「カイオワ族」の脅威に立ち向かう  男たちの運命を描いた本作は  アメリカ映画的サービス精神の赴くままに突き進む  西部劇であります。  西部劇の装飾&アクション、戦争映画のストーリー&キャラクター  美男美女のロマンスが一堂に会し  軽やかに進行する光景は  私に、白人目線に徹し続ける映像&物語から  「白人至上主義」の香りを感じさせないように  するための戦術と  勧善懲悪西部劇の法則に即しつつ  スリル&サスペンスを保ち続けるために  奮闘する人々の勇姿を    目の当たりにする機会をもたらしました。  (「黒幕」を倒すことによって全ての問題を解決する  力任せのハッピー・エンドを通じて  アメリカ映画的ハッピー・エンド信仰を体現する  作品の一つであるという点も見逃せません。)  まさに「軍事系西部劇」史上屈指の  豪快&貪欲ぶりを発揮する作品であると言えるでしょう。  西部劇と戦争映画を結ぶ「見えない絆」と  軽量級作品的サービス精神&効率主義を体現する本作と  生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。