映画に感謝を捧ぐ! 「女傑ベル・スター」

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。  今回はアーヴィング・カミングス監督の「女傑ベル・スター」に  感謝を捧げようと思います。
女傑ベル・スター [DVD]
ブロードウェイ
2016-07-02

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 「山賊女王ベル・シャーリー・スター」の伝説をもとにして作られた本作は  貪欲なるサービス精神に溢れた実話系西部劇であります。  史実を「勧善懲悪西部劇+反戦映画」的に加工した  ストーリー&演出と  R・スコット&G・ティアニーの「スター的存在力」が一体となる光景は  私に、スター主義と西部劇を結ぶ絆  娯楽的サービスと歴史教材要素の平和的共存  「見せたいポイント」を的確に押さえた娯楽映画の醍醐味を  目の当たりにする機会をもたらしました。  (ヒロインが「敵味方の枠を越えて愛され、人々の希望となった存在」で  あることを強調することによって  悲劇性を緩和し、和やかな幕切れを迎えられるよう  配慮された作品であるという点も見逃せません。)  まさに「武勇伝型女系西部劇」の一翼を担う  作品であると言えるでしょう。  「風と共に去りぬ」の流れを汲む目線  西部劇ならではのサービス  伝説的ヒロイン&映画スターへの愛に彩られた本作と  生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。