映画に感謝を捧ぐ! 「裸の銃を持つ男 33 1/3 最後の侮辱」

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。  今回はピーター・シーガル監督の  「裸の銃を持つ男 33 1/3 最後の侮辱」に感謝を捧げようと思います。
裸の銃を持つ男 PART33 1/3 最後の侮辱 [Blu-ray]
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
2013-09-13

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 1988年の映画「裸の銃を持つ男」をもとにして作られた  人気シリーズの3作目となる本作は  マニア性とバラエティ番組性が絡み合う  爽快にして堅実な一作であります。  「裸の銃を持つ男」シリーズ特有の悪ノリと  有名映画の名場面を喜劇的に加工した小ネタを駆使しつつ  007系スパイ活劇の王道を突き進むストーリー&演出は  私に「映画に対する愛情表現」・「アクション映画に潜む喜劇の種子」  「アカデミー賞の映画的活用法」の一形態を  目の当たりにする機会をもたらしました。  (「裸の銃を持つ男シリーズ」特有の  幕切れ→エンドロールの悪ふざけに  渋味が加わっているという点も見逃せません。)  まさに馬鹿馬鹿しくも生真面目な「裸の銃を持つ男」最終章であると  言えるでしょう。  裸の銃を持つ男シリーズの伝統芸  アメリカ娯楽映画史、現実社会の事件が絡み合うことによって  作り手の意図を超えるほどの歴史的価値を持った  ドタバタ喜劇となった本作と  生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。