映画に感謝を捧ぐ! 「新・死霊のえじき」

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。  今回はリーフ・ヨンカー監督の「新・死霊のえじき」に  感謝を捧げようと思います。
新・死霊のえじき [DVD]
アイ・ヴィー・シー
2000-06-25

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 人間をゾンビ化する魔物を追う男「トビー」と  彼を取り巻く人々の運命を描いた本作は  マニア気質&先見性が炸裂するホラー映画であります。  ゾンビ系ホラーと吸血鬼系ホラーの特性を組み合わせ  見せ場主義的に進行するストーリー&演出、キャラクター造形と  MTV風味漂う音楽が一体となる光景は  私に「趣味と実益の共存」・「アクションとホラーを結ぶ絆」  「ゾンビ系&吸血鬼系ホラーが放つ(恐怖)の根源」の  一端を目の当たりにする機会をもたらしました。  (便乗商品精神満載の邦題とシリーズ化願望に溢れた幕切れが  ある種のブラック・ユーモアと「映画ビジネス」に関する学びを  もたらしている点も見逃せません。)  まさに「趣味人系+夜型ホラー」の一翼を担う軽量級作品であると言えるでしょう。  漫画+TVゲーム感漂う主人公、躍動感溢れるゾンビ軍団  怪談調にして勢い重視的なストーリー展開によって  2000年以降のゾンビ系ホラー映画や  米ドラマ「スーパーナチュラル&ウォーキング・デッド等」に通じる  道を切り開いた本作と  生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。