映画に感謝を捧ぐ! 「モンタナ」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はレイ・エンライト監督の「モンタナ」に
感謝を捧げようと思います。
モンタナを訪れた羊飼い「モーガン・レーン」と
彼を取り巻く人々の運命を描いた本作は
陽気な力業に彩られた西部劇であります。
西部劇の王道、潜入捜査劇、ラブ・コメディを混ぜ合わせて
牛飼いと羊飼いの抗争を描くという試みは
私に「アメリカ畜産史」の一端と
西部劇と恋愛劇のせめぎ合いを
目の当たりにする機会をもたらしました。
(壮絶なる闘いの果てに「恋愛劇」が勝利する幕切れが
ある種のブラック・ユーモア性を放っている点も見逃せません。)
まさに「組織間抗争+恋愛西部劇」の一翼を担う
作品であると言えるでしょう。
西部劇ならではの銃撃&動物アクション
縄張り&異業種争い、美男美女の恋愛劇が手を結び
軽やかに進行していく姿に驚かされる本作と
生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。