映画に感謝を捧ぐ! 「テキサス決死隊(1936年版)」

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。  今回はキング・ヴィダー監督の「テキサス決死隊(1936年版)」に  感謝を捧げようと思います。  盗賊3人組「ジム・ワフウ・サム」の運命を描いた本作は  軽快でありながらも多彩な顔を持った西部劇であります。  「テキサス決死隊(テキサス・レンジャー)」入門  対先住民系西部劇、極道映画を兼ね備えたストーリー&演出が  シリアスとユーモア、活劇性と人情の  均整を保ちながら進行する光景は  私に「歴史」の映画的活用法&環境と人間の関係に関する考察の一形態と  西部劇アクションの集大成を目の当たりにする機会をもたらしました。  (爽快感、悲劇性、テキサス決死隊への愛情が    一堂に会した幕切れとなっている点も見逃せません。)  まさに「歴史&娯楽映画教材系西部劇」の一翼を担う作品であると言えるでしょう。  テキサス決死隊の歴史とK・ヴィダー監督の娯楽映画技術力&サービス精神の  融合によって生を受けた本作と  生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。