映画に感謝を捧ぐ! 「激突!電撃戦車戦Ⅰ 地獄のヨーロッパ戦線」

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。  今回は「激突!電撃戦車戦Ⅰ 地獄のヨーロッパ戦線」に  感謝を捧げようと思います。  記録映像シリーズ「激突!電撃戦車戦」の1作目となる本作は    クールなマニア風味に彩られた記録映像であります。  戦車+戦闘機&戦術マニア目線で  「第1次大戦後期~第2次大戦前期」を写し出すという試みは  私に「善悪の二元論に囚われることなく戦争について語る」手法と  「軍事テクノロジーの発展」がもたらす戦争の凶暴化の  一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。  まさに「戦車&戦闘機戦講座」の一翼を担う作品であると言えるでしょう。  「戦争」がゲーム的に表現される現象と  平和主義と自国本位外交の複雑な関係を体現する本作と  生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。