映画に感謝を捧ぐ! 「パスポートtoパリ」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はアラン・メッター監督の「パスポートtoパリ」に
感謝を捧げようと思います。
パリを訪れた双子姉妹の運命を描いた本作は
アイドル映画&観光旅行映画の味わいを体現する作品であります。
パリの持つ「観光名所風味」、異文化交流劇&青春映画の法則
米ドラマ「フルハウス」で名を成したM&Aオルセン姉妹の魅力を
融合させたストーリー&演出が軽やかに進行する光景は
私に「人種のるつぼ」アメリカならではの映画作りと
映画の持つ「異世界旅行感覚」の一形態を
目の当たりにする機会をもたらしました。
(ドキュメンタリー&ホームビデオ感覚溢れる
エンドロールとなっている点も見逃せません。)
まさに「冒険型恋愛喜劇」の一翼を担う作品であると言えるでしょう。
子供映画+青春映画技法に基づく映像&音楽と
異国情緒溢れる脇役陣によって
優等生的&スター主義的なストーリーが光り輝く本作と
生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。