映画に感謝を捧ぐ! 「マッド・スピード2」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はガブリエル・サブロフ監督の「マッド・スピード2」に
感謝を捧げようと思います。
荒廃した世界を流離う男「ジョシュ・マクマナス」の
運命を描いた本作は
男児性と伝統文化が混ざり合うSF映画であります。
終末系SF、西部劇、田舎町ホラー、格闘技映画
異世界ファンタジーを融合させ
少年漫画+TVゲーム的に加工した
ストーリー&演出、キャラクター造形は
私に「コミック&ゲーム文化とアメリカ映画史の合体」と
「1980年代風味と2010年代軽量級CG技術の共同戦線」の
一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。
(C・ノリスの気風を継承する主演男優
アルバトロス的宣伝戦術満載の邦題
昨今の米ドラマにおける「シーズン最終話の法則」に基づいた幕切れも
見逃せません。)
まさに「未来西部劇型コミック・ムービー」の一翼を担う
作品であると言えるでしょう。
様々な男児向け文化が時代を越えて集結し
軽量級映画的サービス精神の赴くままに進行する姿が感動的な本作と
生きて映画を観ることのできる幸せに深い感謝を!!!。