映画に感謝を捧ぐ! 「集結!テキサス・レンジャー」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はジョージ・マッコーワン監督の
「集結!テキサス・レンジャー」に感謝を捧げようと思います。
1969年の映画「復活!テキサス・レンジャー」の
後日談となる本作は
続編映画史上屈指の「穏健化ぶり」を
感じさせるで作品であります。
前作の精神&設定を継承しつつ
スリル&サスペンスよりもコメディ風味&男の友情を
高める方向へと進行するストーリー&演出は
私に「西部劇文化の防衛」と「人情劇的サービス精神」が
独特のバランスで共存する現象と
西部劇の伝統芸とコミック的アイデアの融合がもたらす
科学反応の一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。
(悲劇と見せかけて「西部劇+コメディ的ハッピー・エンド」に向かうという
奇襲技を用いた作品であるという点も見逃せません。)
まさに渋味、笑い、癒しに溢れた
「喜劇系西部劇」であると言えるでしょう。
アメリカ西部劇の香り漂うベテラン俳優陣と
西部劇の定番を押さえつつ
ホームドラマ&コメディ的魅力を加えたストーリーが冴え渡る本作と
生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。