映画に感謝を捧ぐ! 「ロマンシング・ストーン 秘宝の谷」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はロバート・ゼメキス監督の
「ロマンシング・ストーン 秘宝の谷」に感謝を捧げようと思います。
姉を救うためにコロンビアを訪れた作家「ジョーン・ワイルダー」と
謎の男「ジャック・コルトン」の運命を描いた本作は
伝統芸と時代性が絡み合う冒険映画であります。
巻き込まれ映画&観光旅行映画の王道と
1981年の映画「レイダース・失われたアーク」の流れを汲みつつ
ラブ・コメディ風に加工したストーリー&演出、キャラクター造形が
軽やかに進行する光景は
私に「活劇性と喜劇性を結ぶ絆」と
「娯楽映画の伝統と時代の潮流による共同戦線」の
一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。
(王道的ハッピー・エンドの形態を取りながら
冒険者&芸術家の貪欲さを写し出す
幕切れとなっている点も見逃せません。)
まさに「恋愛喜劇入り冒険活劇」の一翼を担う豪快作であると言えるでしょう。
便乗商品映画魂、アトラクション的アクション・シーン
ラブ・コメディ&サスペンス風味漂う俳優&女優陣の融合がもたらす
科学反応を世に示した本作と
生きて映画を観ることのできる幸せに深い感謝を!!!。