映画に感謝を捧ぐ! 「プライベート・レッスン 青い誘惑」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はマーカス・ロンドン監督・出演の
「プライベート・レッスン 青い誘惑」に感謝を捧げようと思います。
謎の女性「ジェシカ」と隣人「セス」の運命を描いた本作は
豪快さとメッセージ性に彩られたポルノ映画であります。
青春映画の装飾を纏い
「セックス・シーンのためにストーリーを進行させる」という
アクション映画的発想を駆使することによって
セックス入門&ポルノへの愛情表現を展開するという試みは
私に「男性的欲求と教訓性の共同戦線」と
「見せるべきポイント&伝えたいメッセージ」を的確に押さえた
娯楽作品作りの一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。
(終幕において「夢と現実を結ぶ絆」に関する一考察を示すという
離れ業を繰り出した作品であるという点も見逃せません。)
まさに「軽量級セックス&ポルノ女優講座」の一翼を担う
珍作であると言えるでしょう。
ポルノ映画的サービス精神、恋愛映画風味
舞台裏映画&サクセス・ストーリー要素が
軽快且つ濃厚に絡み合う本作と
生きて映画を観ることのできる幸せに深い感謝を!!!。