映画に感謝を捧ぐ! 「グーフィーの幌馬車隊西へ」

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。  今回はジャック・キニー監督の  「グーフィーの幌馬車隊西へ」に感謝を捧げようと思います。  ディズニーの人気キャラクター「グーフィー」による  16番目の主演作となる本作は  西部劇とディズニーの王道に即したアニメーション映画であります。  アメリカ西部劇を形成する要素の一つ「先住民との戦い」を  ディズニー的コメディ精神&アニメーション技法を駆使して  表現するという試みは  私に「サイレント的笑いと西部劇的スリルの共同戦線」と  「西部劇文化と近代文化の融合」がもたらす科学反応の  一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。    (暴力ではなく「災害」によってハッピー・エンドへと着地する幕切れが  「自然の雄大さ&人間の小ささ」を  体現している点も見逃せません。)  まさに「ディズニー流西部喜劇」の雄と呼ぶにふさわしい  作品であると言えるでしょう。  「グーフィー」の持ち味、バラエティ番組的笑い  アメリカ西部劇の伝統芸が一堂に会した本作と  生きて映画を観ることのできる幸せに深い感謝を!!!。