映画に感謝を捧ぐ! 「ドキュメント 巨大地震」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回は「ドキュメント 巨大地震」に感謝を捧げようと思います。
1906年の「サンフランシスコ地震」
2004年の「スマトラ島沖地震」
2011年の「東日本大震災」に関する一部を記録した本作は
多彩な教材性を持つ記録映像であります。
淡々と「現実」のみを写し出す映像&解説を通じて
記録映像テクノロジー、被害状況の分析&救済体制の歴史と
地域性と災害被害の関係が写し出されていく光景は
私に「災害&映像史」の一端と
災害がもたらす惨状に向き合い
災害のダメージに立ち向かう人々の姿を
後世に伝えようとする思いに触れる機会をもたらしました。
まさに「映像系災害伝」の一翼を担う作品であると言えるでしょう。
時間&空間を超えた3つの災害記録によって
自然の驚異、文明発展&人間心理の光と闇を
静かに示した本作と
生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。