映画に感謝を捧ぐ! 「原始獣レプティリカス 冷凍凶獣の惨殺
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はシドニー・ピンク&ポール・バンダ監督の
「原始獣レプティリカス 冷凍凶獣の惨殺」に
感謝を捧げようと思います。
謎の生物「レプティリカス」の脅威に立ち向かう人々の
運命を描いた本作は
過酷な環境下での奮闘ぶりに心打たれる怪獣映画であります。
デンマーク映画の特撮技術&予算的限界を
観光旅行要素、本物の武装&人間によって補うことによって生成された
ストーリー&演出、キャラクター&怪獣造形は
私に「本物」が持つ説得力+状況設明台詞の有効活用法と
戦術性のある怪獣映画の醍醐味を
目の当たりにする機会をもたらしました。
(「新たなる脅威」の気配を論理的且つ神秘的に表現した
幕切れとなっている点も見逃せません。)
まさに軽快にして生真面目な「デンマーク流怪獣映画」であると言えるでしょう。
変化球的な怪獣造形とデンマーク映画界の人間力によって
他の軽量級怪獣映画とは一線を画した輝きを放つ本作と
生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。