映画に感謝を捧ぐ! 「ブラック・オプス 超極秘任務」

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。  今回はロディ・クロード監督の  「ブラック・オプス 超極秘任務」に感謝を捧げようと思います。  研究施設内に潜むモンスターに立ち向かう  人々の運命を描いた本作は  様々な歴史が交錯する資料的作品であります。  「西洋人の忍者認識」の歴史    「ダイ・ハード系アクション」の歴史  「ゾンビ系ホラー&バイオ・テクノロジー系SF」の歴史  「銃撃戦&肉弾戦」の歴史が  複雑に絡み合うストーリー&演出、キャラクター造形は  私に「娯楽映画史」の一端と  アクション・ホラー・SFの特性が融合することによって生じる  科学反応の一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。  (希望と不安、シリーズ化願望とハッピー・エンド主義が  入り交じった幕切れとなっている点も見逃せません。)  まさに「武術+テクノロジー型ゾンビ系ホラー」の一翼を担う  作品であると言えるでしょう。  東西文化の交流&軽量級娯楽映画要素の醍醐味を  象徴する本作と  生きて映画を観ることのできる幸せに深い感謝を!!!。