映画に感謝を捧ぐ! 「我らの海兵隊」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はルイ・J・ガスニエ監督の「我らの海兵隊」に
感謝を捧げようと思います。
戦争映画 パーフェクトコレクション 死闘の最前線 DVD10枚組 ACC-157
軍事機密を狙う一派の運命を描いた本作は
笑いと陰謀が渦巻く異色の軍隊映画であります。
スパイ活劇風味溢れる敵組織と
ラブ・コメディ感覚の主人公&上官たちとの闘いを
西部劇、サスペンス、ドタバタ喜劇の手法を
組み合わせながら描いていくストーリー&演出は
私に「運命のブラック・ユーモア性」を映画的に表現する技法と
「殺人に依存しないスリル&サスペンス生成術」の
一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。
(効率主義とハッピー・エンド主義の融合によって
ある種の「現実感」を持った幕切れとなっている点も見逃せません。)
まさに「軍事系陰謀喜劇」の一翼を担う作品であると言えるでしょう。
「海兵隊Vsスパイ」というシリアスな題材を
軽快且つユーモラスな物語に仕立て上げる喜劇力に圧倒される本作と
生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。