映画に感謝を捧ぐ! 「キャトル・タウン」

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。

 今回はノエル・M・スミス監督の「キャトル・タウン」に

 感謝を捧げようと思います。

西部劇 パーフェクトコレクション テキサスから来た男 ACC-155 [DVD]
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 州知事からテキサス州エスタで繰り広げられる土地争いを

 平和的に解決するよう命じられた男「マイク・マガン」と

 彼を取り巻く人々の運命を描いた本作は

 活劇性と和やかさが交錯する西部劇であります。

 南北戦争後のテキサス事情、ミュージカル的挿入曲

 西部劇の王道に即しながらも

 喜劇の香りを感じさせるアクション・シーンが一体となった

 ストーリー&演出は

 私に「戦争の間接被害&アメリカ史の要所」を

 

 アクション・コメディ的に表現する手法と

 「頭脳派ヒーローの醍醐味」の一形態を

 目の当たりにする機会をもたらしました。

 (勧善懲悪の爽快感よりも哀愁&ブラック・ユーモア感が印象深い

 「決着の付け方」となっている点も見逃せません。)

 まさに「穏健派抗争西部劇」の一翼を担う作品であると言えるでしょう。

 平和解決を目指して奮闘する主人公と

 暴力的でありながらも緩やかな悪漢の闘いを通じて

 南北戦争アメリカに与えた影響の一端を写し出す本作と

 生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。