映画に感謝を捧ぐ! 「青春夜話ーAmazing Placeー」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回は切通理作監督の「青春夜話ーAmazing Placeー」に
感謝を捧げようと思います。
夜の学園で繰り広げられる
男女2組の物語を描いた本作は
様々な愛に彩られた和製ポルノ映画であります。
男女の愛、青春映画&ポルノ映画への愛
不良性への愛によって生成された
ストーリー&演出、キャラクター造形が
豪快且つ緩やかに進行する光景は
私に「軽量級作品」ならではの作家的変態性と
倫理&論理的制約を力業&ポルノ的サービス精神によって
はねのける精神の一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。
(「夢の一夜」を終え、日常へと帰って行く人々を
静かに見つめる幕切れとなっている点も見逃せません。)
まさに「時間&空間限定型青春ポルノ」の一翼を担う
作品であると言えるでしょう。
不遇の青春時代に対する「復讐」を
性的且つ文学的に写し出す本作と
生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。