映画に感謝を捧ぐ! 「世界で初めのクリスマス ファースト・クリスマス」

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。

 今回はリンジー・ヴァン・ブラーク監督の

 「世界で初めのクリスマス ファースト・クリスマス」に

 感謝を捧げようと思います。

DVD ファースト・クリスマス (個人鑑賞用) 世界で初めのクリスマス
DVD ファースト・クリスマス (個人鑑賞用) 世界で初めのクリスマス

 イエス・キリストの生涯をもとにして1999年に作られた本作は

 教材性と娯楽的戦術性に彩られた

 実話系アニメーション映画であります。

 「イエス・キリストの誕生」を

 童話的絵柄、SF的特殊効果、見せ場主義

 状況設明台詞の有効活用によって

 効率的且つ神秘的に写し出されていく光景は

 私に「教材要素と娯楽要素の共存」と

 「躍動感と文学性の均整を保った映像作品作り」の

 一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。

 (和やかな雰囲気を保ちつつ

 イエス・キリストを待つ「過酷な生涯」を暗示する

 幕切れとなっている点も見逃せません。)

 まさに「イエス・キリスト&クリスマス入門」の

 一翼を担う作品であると言えるでしょう。

 宗教映画、喜劇、史劇、アニメーションの手法を組み合わせながら

 「イエス・キリスト&クリスマス」の誕生秘話に迫る本作と

 生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。