映画に感謝を捧ぐ! 「カブスのヒーロー」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
2019年最後となる今回はマーヴィン・ルロイ監督の
「カブスのヒーロー」に感謝を捧げようと思います。
野球映画 コレクション 私を野球につれてって DVD10枚組 ACC-178
エルマー・ケインの運命を描いた本作は
躍動的なサービス精神に彩られた野球映画であります。
娯楽映画的ユーモア+ロマンス&サスペンスを的確に押さえ
野球的見せ場を盛り込みつつ
効率的に進行するストーリー&演出、キャラクター造形は
私に「見せるべき&簡略化すべきポイント」を
理解した娯楽作品の醍醐味と
野球に宿る「アクション・コメディ」性の一形態を
目の当たりにする機会をもたらしました。
(スポーツ映画的ハッピー・エンドと
ラブ・コメディ的ハッピー・エンドを軽やかに網羅した
幕切れとなっている点も見逃せません。)
まさに「軽量級野球喜劇」の一翼を担う
作品であると言えるでしょう。
ロマンス・コメディ・野球の魅力を生かすことに徹する
作品作りによって
後年のスポーツ映画に対する「道しるべ」の一つとなった本作
生きて映画を見ることのできる幸せ
そして、本ブログを訪れてくださった皆さんに深い感謝を!!!。
追伸
来年も「西村哲也の弁護系映画論」を
よろしくお願いします。
GHM(西村哲也)