映画に感謝を捧ぐ! 「アニマル・パージ」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はニコラス・デュバル監督の「アニマル・パージ」に
感謝を捧げようと思います。
凶暴化した動物たちの襲撃に立ち向かう
人々の運命を描いた本作は
スター主義とリサイクル精神に彩られた災害映画であります。
動物系災害映画の歴史を彩る「アニマル・スター」を総動員し
過去作の特性&TVゲーム的映像技を駆使することによって
生を受けたストーリー&演出、キャラクター造形は
私に「動物系災害映画の歴史を映画的に表現する」
「ストーリー展開&映像表現の効率化」の一形態を
目の当たりにする機会をもたらしました。
(「意外性狙い&継続化願望」を余すところなく発揮する姿に
圧倒される幕切れとなっている点も見逃せません。)
まさに「動物系災害映画入門」の一翼を担う
作品であると言えるでしょう。
過去の動物系災害映画(鳥、アナコンダ、スパイダー・パニック等)と
TVドラマ&ゲームの発想&技術を融合させる
事によって生じる科学反応と
躍動感&節約を重視する映像作品作りの手本を
世に示した本作と
生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。